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2019.02.25お役立ち情報

長期投資の味方!ドルコスト平均法とは?

 

長期投資投資の味方!ドルコスト平均法とは?

こんにちは、子育て中FPの岩野です。

前回のお役立ち情報『初心者が見る!投資信託の5つのポイント』から少し間が

空いてしまいしまたが、今回はその記事の続き、積立投資の肝である

「ドル・コスト平均法」についてご紹介したいと思います。

前回までのおさらい

投資のリスク管理の手法として、「分散投資」というものがあります。

投資ではすべての資金をひとつの金融資産に集中させるよりも、

値動きの異なる複数の資産に分散させた方が、リスクを分散しながら、

安定的な収益を期待することができるというものです。

分散投資には、

①地域の分散(先進国、新興国など)
②種類の分散(株式、債券、金など)
③通貨の分散(円やドルなど)
④時間の分散(投資時期を複数に分ける)

の4つの種類があります。

 

①~③は、例えばつみたてNISAやiDeCoではいくつかの投資信託を組み合わせたり、

バランス型投資信託を選択することによって対応することができます。

そして④の時間の分散ですが、本来は株や投資信託等の価格が一番下った時を狙って、

一度に投資できればその分大きなリターンが期待できます。

しかし、そのタイミングを見極めるのは難しく、もし一度に購入した時期が

高値だった場合、大きくマイナスになってしまうことになります。

そのような事態を避けるために、購入する時期を複数回に分けることによって、

「大きく勝つことはできないが、大きく負けることもない」、

という安定的な投資をすることができます。

 

時間の分散は、自分で複数回に分けて購入するという形でもできますが、

つみたてNISAやiDeCoのような積立投資は、この時間の分散が

「ドル・コスト平均法」という方法で自動的にできることになります。

ドルコスト平均法で投資できる商品としては、投資信託・純金積立・外貨MMF等があります。

 

1.ドル・コスト平均法とは?

つみたてNISAやiDeCoのように、”決まったタイミング”で”毎回同じ額”を

積み立てることを「定額購入方法=ドル・コスト平均法」といいます。

同じく時間分散の手法として「定量購入方法」という手法があります。

2つの違いはなんでしょう?

 

定額購入方法(ドル・コスト平均法)とは、毎回”一定金額ずつ”投資信託等を

買い付ける方法のことをいい、たとえば、1ヶ月あたり10,000円ずつに設定した場合、

投資信託等の価格が高くても低くても10,000円で買えるところまで買う

といった積立投資方法になります。

つまり、安い時にはたくさん購入でき、高い時には少なくなります。

 

一方、「定量購入方法」とは、毎回”一定数量ずつ”買い付ける方法のことを言います。

例えば投資信託を1ヶ月あたり10口(単位を口で表します)ずつに設定した場合、

投資信託等の価格が高くても低くても10口を買うといった積立投資方法になります。

この方法だと、例えば1口1,000円の時には投資額が10,000円、

1口1,200円の時には12,000円のように購入時の投資信託等の価格によって

毎回投資額が変動します。

 

2.ドルコスト平均法のメリットは?

①定量購入方法に比べて、平均購入単価が下がりやすい。

上記の表でも説明したとおり、安い時には多く買い、高い時には少なく買うので、

平均購入単価が下がります。価格が上下するほど、単価は下がりやすくなります。

 

※投資信託の設定画面では、「口数買付」ではなく「金額買付」を選択しましょう。

 

②タイミングを見計らうことなく、いつでも始められる

投資をしようとすると、「できるだけ安い底の部分で買いたい」

「高値づかみはしたくない」と思うものですよね。

しかし、投資のプロでもそのタイミングを読むのは難しいですし、

いつまでも投資するタイミングを伺っていては、

せっかく資金があるのに手元で寝かせることになってしまいます。

ドルコスト平均法なら、一気に投資するわけではないので、その不安が和らぎます。

また、「投資を始めたいがまとまった資金がない」という方にも有効です。

株の場合は最低購入価格が決まっており、ある程度まとまった資金が必要ですが、

ドルコスト平均法で投資できる投資信託等は、100円からでも始められる

証券会社があるので、まとまった資金がなくてもすぐに始められます。

(証券会社によっては、「るいとう」という1万円以上の金額を
設定して株を積立できるような仕組みもあります。)

 

積立投資のような長期投資は一日でも早く始めたほうが効果があるので、

投資のタイミングを待っていないで、やろうと思ったらすぐに積立を

設定して、機械的に毎月投資するようにしてしまいましょう。

③市場の変動に一喜一憂しなくて済む

株や外貨などの投資をしていると、毎日の相場の変動が気になってしまいますよね。

上がっている時はいいのですが、急に何かの要因で株や外貨が下がってしまうと、

気が気でなくなって、仕事も手につかなくなってしまう・・・なんてことになるかもしれません。

しかしドルコスト平均法で投資をしていると、相場が下がっている局面でも、

「平均購入単価が下がるな」と思えるので、相場が低迷していても少し安心していられます。

また、逆に高い時には少なく買い付けるので、一括投資や定量購入よりは高値づかみの

ダメージが少し軽減されたと思うこともできます。

 

それではドルコスト平均法が万能かというと、そうではありません。

例えば、相場が右肩上がりに上昇しているような場面では、初めに一括して

投資してしまった方が大きなリターンが得られます。

つまり、ドルコスト平均法は、短期トレードには向きません。

逆に一方的に下落しているような相場では、いくら平均購入単価が下がる

といっても最終的にはマイナスになってしまいます。

(そもそもこのような下がり続けている銘柄には投資すべきではありませんが…
地域や資産の種類の分散をすることで、対策できます。)

ただ、市場と言うのは長期的に見れば成長するという考え方なので、

長期投資を考えている方にはドルコスト平均法がおすすめです。

 

3.もし20年間、ドルコスト平均法で投資していたら・・・?

それでは実際に過去20年間、ドルコスト平均法で日経平均に投資していたら、

どうなっていたでしょう?

下記のような前提条件で、2パターンのシミュレーションをしてみました。

投資対象:日経平均(12/29の終値)

投資期間:20年

投資額:1年間に40万円 合計800万円

パターン①:バブル絶頂期から20年間投資をした場合(1988~2007)

パターン②・昨年末(2019年)までの20年間投資をした場合(2000~2019)

※取引手数料等は考慮していません。

①バブル絶頂期から20年間投資をしていた場合

期間中の日経平均の最高値はバブル絶頂期である1989年の38,915円87銭で、

最安値は世界的にも株安であった2002年の8,578円95銭でした。

20年間で800万円の積立投資をした場合、20年後時点での評価額は

7,679,461円と投資額に対して96%(-4%のマイナス)となる結果でした。

ちなみに、引き続き投資開始から27年後の2014年まで投資し続けるとプラスに転じます。

 

②昨年末(2019年)までの20年間投資をしていた場合

昨年末までの20年間は、リーマンショックがあった2008年に前年の

6割を切る8,859円56銭をつけ、さらに東日本大震災のあった

2011年の8,455円35銭が期間中の最安値でした。

最高値はアベノミクスで盛り上がった2017年の22,764円94銭でした。

20年間で800万円の積立投資をした場合、20年後時点での評価額は

13,151,381円と投資額に対して164%(64%のプラス)となりました。

 

利益がどのくらい上がるか?はちょうど20年後にあたる年の景気によって

大きく左右されるということが分かります。

ただ、今回のシミュレーションでは「国内」の「株式」のみに投資をした場合の

結果となりますので、やはり時間の分散だけではなく国や地域、資産の種類、

通貨の分散も非常に重要になってきます。

 

FPより一言

ドルコスト平均法のメリットは、毎月自動的に投資できる、普通に投資を

しているよりも「精神的に楽」という点にあります。

私も昨年まで「NISA」口座を使い積立投資をしていましたが、

今年から「つみたてNISA」に変更しました。

「NISA」の時は年間120万円の投資枠を使い切れずに残念な思いもしましたが、

「つみたてNISA」は年間40万円の枠で、無理なく投資ができています。

また、NISAの非課税期間が5年だったのに対し、つみたてNISAは20年あるので、

「5年でプラスにならないとNISAのメリットがなくなってしまう!」と焦る

こともなくなりました。(5年後は翌年の非課税枠にロールオーバーすることもできます)

 

「つみたてNISA」や「iDeCo」は、一度積立額の設定をしてしまえば、

あとは毎月証券口座への入金さえしていれば、(銀行から引き落としで

きる証券会社もあります)、1年~数年間は何にもしなくても銀行の

積立預金のように、知らないうちに貯まっていくので、本当に楽です!

ネット証券では、インターネット上だけで口座の開設手続きができることが

多いので、思い立ったらすぐにできるのでお勧めです。

投資初心者にとっては、相場の上下に踊らされて頻繁に売買することが

失敗の元になりかねません。

ある程度投資をしていることを忘れるくらいの気持ちで、

「ほったらかし投資」にしてしまうことが、

地道に貯蓄できる近道かもしれませんね。

 

長期投資は、長い間資金が拘束されますので、月々いくら投資に回しても

大丈夫なのか?必要な時までに必要な額が貯められるのか?を知るために、

ライフプランニングをしてみることもおススメです。

 

 

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〈FP岩野の関連するお役立ち情報はこちら〉

つみたてNISAはこんな人におすすめ!

iDeCoは節税になる!?

初心者が見る!投資信託の5つのポイント

 

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『知っておきたい住宅購入の豆知識』
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